大きな変化の流れは着々と静かに進行していると感じています。
私たちが生きる上で背景にある、ベースとなっている宇宙の流れ、波動が変化することで、その波の影響は必然として私たちに及ぶわけで、今までのような狭い思い込みの価値観や概念では、宇宙や地球の波に共鳴することはなく、物事が進まなくなったり、うまくいかなくなったりするのは当然のことです。
宇宙のシステムに則るもの事は、その波に乗り拡大して行き、そうでないことは、やがて終息していく。
徐々に進行してきた変化の波は来年に向けて加速しています。私たち人類もそれに応じた変化を促され変化することで大きな飛躍が期待されます。
もちろん、宇宙の波の変化が今に始まっったことではありませんが、私たちの目に見えた変化というものが大きく始まることでしょう。
この大きな転換期に向けて、価値観や視点を大きく変えて物事を捉えていくこと、それをベースにした生き方をする必要性を切に感じた時に、昨年から「魂で生きる」ことの必要性をより言い続けてきました。そのことが徐々に色濃くなってきています。
それは「魂の視点で生きる」ということ。
魂の視点とは、すなわち宇宙、天の視点ということになります。
私たち人間は、魂、意識、体の三位一体のエネルギーが統合されて自分として成り立っていますが、自分の狭い枠の思考ばかりが強く働き、魂はおざなりになっている場合が多いのです。
それは目に見えないつかみどころのないものであるがゆえ、そのエネルギーはないものとして扱われがちになります。
しかし、その魂のエネルギーこそが私たちの命を支えるエネルギーであり自分自身の源であり偉大な力と叡智を
持ち、自分自身の内に存在しています。
魂、意識、体のどれがなくても自分自身は成り立たないわけですが、宇宙の叡智、自分自身の質を秘めた魂こそが自分のボスでありそのエネルギーを発揮することが自分の生きる道を究めていくことになると思うのです。
「魂の視点で物事を観る」
これは、人間の都合や狭い思考で作られた常識や概念、価値観ではなく、もっと広い視野で俯瞰して物事を捉えること、価値観の変化が必要となってきます。
日々どうしても感情に左右され、周囲の見る目や自分の見え方が気になり、言われたことに傷つき、どんどん視野が狭くなり、思考ばかりが勝手に展開していく・・・。
感情なんかなくなればいい・・・と思うこともあるのではないかと思います。
しかし、人間の成長、システムにおいてこの感情はとても大切です。
心は「喜怒哀楽」様々な感情を感知するセンサーとして機能しています。
その感情を感知することで、今のあなたの概念がどういうものなのかを知ることができます。その感情を感じることによって感情の発生原因となっている自分の概念に気づき、違う概念へと転換することができるのです。
自分の中にある一つの概念を変えることができたことで、次に発生する感情は自ずと変わってきます。
こうやって思わしくない感情が発生した時、その源となっている自分の狭い概念に気づき、1つ1つ変えていくことで広い視野や価値観、概念に基づいた思考、意識に変化成長していくことができます。
そして、もう一つの感情の発信源として魂からの信号があります。
心が感知する感情の発生源には二通りがあるのです。
感情を感知する心というセンサーは、人間の成長にとってとても大事なシステムですが、心が自分自身そのものなのではありませんから、その発生する感情に対して自分を責めたり、感情をなくそうなどとしてはいけません。
感情が発生することで、あなたの概念を転換し大きな視野や器が大きい自分に変化することができますし、ダイレクトに魂からの信号を受け取り、魂の意向に沿った本来のあなた自身の成長、発揮へしていくきっかけとなる大切な信号ですので自由に感じとれる状態でいることが必要です。
宇宙のシステムもそうですが、人間のシステムも私たち人間の想像をはるかに超えたものであり繊細で精密に作られています。
魂は自分自分をより成長させ自分の本来の力を発揮するために意識に様々な信号を送り促しています。
思考だけの自分に振り回されないように客観的に自分を捉え、魂の視点で生きることを意識することがとても重要です。
魂で生きる時代、それは本来あるべき姿なのだと思いますが、ここへきてようやく本来の「人間が生きる」ということへ近づき、あらゆる真の姿が浮き彫りになる時代へと移行しつつあるように思います。
あなたの魂の視点で生きることは、あなたの本質を生かし大きな飛躍、喜びにつながることであると切に思います。そして、これからはよりそれが生かされる時代であり、そうでないと生きづらくなるとも言えます。
まだ見えぬあなたの行く道、未来ですが、宇宙の摂理とその摂理に則ったあなたの魂を信頼し、魂の視点で生きる方向へと概念を転換することはよりあなたの人生を謳歌しワクワクが増えることだと確信しています。
期待と勇気を持って進みたいですね。
杉本貴子
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